桶谷式(桶谷式乳房手技)とは

戦時中の助産師、故 桶谷そとみが考案した乳房に痛みを加えないように行う乳房手技です。 乳腺と大胸筋の間の基底部と呼ばれる結合組織の伸展を良好にし、乳房全体の血液循環を促します。 仰臥位(あおむけ)になってもらい乳房に温かいタオルを当てながら行います。手技の後にはおっぱいが柔らかくなり赤ちゃんが飲みやすい状態になります。

桶谷式母乳育児推進協会という組織の認定を受けた助産師が、全国で母乳育児相談室を開業しています。開業するためには助産師であることに加え、桶谷式乳房管理法研修センターで1年間の研修を行い、認定試験に合格していることが必要です。

相談室に通われているお母さんが里帰りからお住まいの地域へ戻ったり、引越しの際など、継続的な支援が必要な場合はお近くの相談室を紹介することも可能です。
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一般社団法人 らぷらす内(旧夕張小学校の元保健室)相談室

一般社団法人 らぷらす内(旧夕張小学校の元保健室)に相談室
一般社団法人 らぷらす内(旧夕張小学校の元保健室)に相談室を開業しました。

建物は古いですが、赤ちゃんとお母さんが快適に過ごせるよう、お肌に触れるものは新しく清潔なものを用意し、お待ちしています。

プロフィール

小澤 さやか(こざわ さやか)

1983年生まれ
家族構成 夫・娘7歳・息子4歳と4人暮らし
趣味 旅行や温泉へ行くこと

資格

助産師・看護師免許
桶谷式乳房管理法認定者 乳房管理士

学歴・職歴

日鋼記念看護学校 卒業
日鋼記念病院(看護師)
さっぽろ厚別通整形外科(看護師)
北海道立衛生学院 助産学科 卒業
江別市立病院(助産師)
八雲総合病院(助産師)
2016年 桶谷式乳房管理法研修センター卒業、認定資格取得
2018年6月 こざわ母乳育児相談室桶谷式開業

ご挨拶

助産師として病棟勤務を行い、お産の瞬間に立ち会ったり、お母さんが嬉しそうに赤ちゃんを抱く姿を近くで見たりと、喜びをたくさん感じました。 しかし、おっぱいが張って痛い、母乳の出が悪い、赤ちゃんが上手におっぱいを飲めないなど授乳のトラブルに遭遇する機会もありました。 おっぱいのケアをもっとしっかり行いたいという思いが強くなり、桶谷式乳房管理法研修センターに入学しました。
私自身、母乳育児は終わりましたが、子育てに奮闘中です。母乳育児は慣れるまで大変なこともありましたが、先輩認定者の手技を受け、娘も息子もおっぱいが大好きになってくれて、とても幸せな授乳期間でした。 断乳の前日にはものすごく寂しい気持ちになりましたが、それでもなんとか自分と子供を励まし、無事断乳を終え、子供が乳児から幼児へ成長する瞬間を間近で見届けられると、子供と共に母として少し成長できるように思います。
 私は桶谷式認定者としても、母としてもまだまだ未熟ですが、母乳育児や子供への関わりで楽しいことや嬉しいことを聞かせていただけると私も一緒に嬉しい気持ちになりますし、戸惑うことや落ち込むこと、断乳を思うと寂しい、など辛い気持ちにも共感できることは沢山あります。辛い気持ちはお一人で抱えず誰かに話すことが、気持ちが楽になる第一歩であると思います。手技中には、是非リラックスし、お気軽になんでもお話しください。
桶谷式手技については、地域の母乳育児支援に尽力できるよう日々研鑽を重ねていく所存ですので、何卒よろしくお願い致します。
こざわ母乳育児相談室 桶谷式
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